
2020年4月
2019年度スポーツ・文化活動賞同窓会長特別表彰部門の受賞者は以下の通り決まりました。
番号 | 受賞団体 (個人) |
応募テーマ | 代表者 | 受賞理由 | 金額 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 放射線学科選抜 | 放射線の正しい知識の普及より放射線に親しみを持ってもらうための教材、技法の開発、作成 | 西谷昌人 | 今後ますます重要な医療分野になる放射線に対しての誤解の是正及び放射線の有用性などの正確な知識の普及を目的とし教材、技法の開発に挑戦した。その結果、放射線教材コンテストで、応募した作品の動画掲載が決定するなど優秀な結果を達成した。 放射線を学ぶ学科の学生として、日本社会において誤解の多い放射線について何とか正しい知識も持ってもらうという目標に挑戦したことは高く評価できる。同時にその有用性に気付いてもらうことで、優秀な生徒を誘致したいとの想いは高く評価できる。 | 7万円 |
2 | 久留島愛 | 国際協力キャリアの実現に向けて~イギリス・ケニア・日本での活動~ | 久留島愛 | 厳しい状況にある中で、あえて自らに高いハードルを課し、それに挑戦する熱意・意欲は高く評価できる。しかもこれまで着実に結果を出している。今後のグローバル時代での活躍も期待できる。厳しい状況にある他の学生にとってよいモデルになるのではないか。 | 10万円 |
3 | 石塚香音 | 右膝前十字靭帯断裂からの競技復帰とテコンドー全日本学生大会優勝までの過程 | 石塚香音 | 全治1年という負傷を負ったにもかかわらず、それを克服し、しかも負傷前に立てた高い目標(学生大会52kg級優勝(全日本出場権の獲得))をクリアしたという行動と成果は高く評価できる。 | 10万円 |
4 | 硬式野球部 | 平成31年度東京新大学野球2部春季リーグ優勝 | 黒須康太 | 公立大学というスポーツの世界では極めて厳しい条件にあるにもかかわらず、私立大学等条件に恵まれた大学の中で立派な成果を上げた。また、その成果を上げるための努力の中に首都大ならではの工夫を取り入れており、同様な環境下にある他の公立大学の手本になるのではないか。 | 7万円 |
5 | 体育会男子バレーボール部 | 府大戦11年ぶりの勝利と関東リーグ5部総合優勝、4部昇格 | 大久保翔太 | スポーツの世界では恵まれない環境の下、トレーニングメニューを工夫し、公立大学らしさをむしろ活かしてよい成果をあげた。 | 3万円 |
6 | 体育会水泳部 | 部員で部を創る大切さ 東京都立大学水泳部が2部昇格という無謀だと思われた目標を達成するために行ったこと。 | 小林航大 | 公立大学というスポーツではハンディとなる条件を克服し、逆にそれを長所に変えるという工夫をして好成績をあげた。その発想は、評価できる。他の運動部にとって良いモデルになると思われる。 | 3万円 |
注)順番は、申請書の提出順
今年の同窓会長特別表彰部門には20件(前年度は6件)というかってない多数の応募がありました。
数だけでなく内容の点でも大変充実したものでした。
同窓会では、審査委員会を開催し審査をしましたが、質、量とも充実していましたので、審査委員会の席では、熱の入った議論が行われましたが、最終的に上記の6件が選ばれました。
なお、学生支援に力を入れるとの同窓会の方針で、今回から賞金総額は昨年度までの20万円から今年度から40万円に倍増されました。
なお、新型コロナウイルス感染症対策の影響でスポーツ文化活動賞全体での表彰式は中止になりました。